
引越し業者を検討中の人が必ずやるべきは相見積もり!引越し業者の営業担当が『引越し代は相見積もりの世界』というくらい、相見積もりで安くなります。
逆に言えば、相見積もりをしないとほぼ割引されず、大きいと半額ほど損をします。
この記事では、実際に相見積もりでどれだけ安くなったか、また、各社訪問見積もりの詳細をを公開します。
また、なかには『相見積もりすると複数の引越し業者から電話が来るから嫌!』という人もいるでしょう。これは本当にもったいないです。実は電話が来ない方法もあるんです。本当に一切電話が来ない方法もご紹介します。
相見積もりでどれだけ安くなった?
筆者が実際の引越しで相見積もりした際の詳細をご紹介します。相見積もりは、引越し見積もりサイトから一括見積もりしました。
- 引越し内容や個人情報の入力が1回で済む
- 入力した引越し内容に対応できる業者が自動的に選定される
- 各引越し業者に相見積もりしていることがわかる=割引対象になる
引越し業者は、専業会社だけでも250社ほど存在します(日本通運やヤマト運輸などの兼業社除く)*。
そのほとんどは地域密着型の零細企業のため、条件に合った業者を自分で探すのは困難だし効率が悪いです。大手以外の安くて評判のいい引越し業者にも見積もりを依頼したい人は特に一括見積もりサイトを使うのが効率的です。
*参考:アップル引越センター<2019年 最新版>引越し業界トップ3企業の動向を探る
1)実際の見積もり内容
- 世帯人数:大人2人
- 移動場所:東京都(東部)→大阪府(北部)
- 時期:2月中旬の平日発・土曜日着
(下旬からは繁忙期に突入し、一気に高くなるとのこと) - 荷物の量は一般的な2人暮らし(大型冷蔵庫、キッチンカウンター等あり)
2)実際に見積もり依頼した引越し業者4社と訪問見積もり詳細
引越し見積もりサイトで提示された引越し業者の中から、気になる業者4社を選びました。長距離の引越しなので、はじめて名前を聞くような地域密着型の引越し業者は含まれていませんでした。
見積もり依頼した業者
- アート引越センター(訪問見積もり)
- サカイ引越センター(訪問見積もり)
- ハート引越センター(訪問見積もり)
- アップル引越センター(ネット見積もり)
アップル引越センターのネット見積もりは、引越し条件や家具・家電を入力して自動的に計算されました。個人的には、目安にはなるものの実際はもっと高くなるのかなと感じました。
というのも、具体的なサイズの入力が不要だったり、入力漏れもありそうなので、荷物がそれなりにある場合は実際に訪問してもらうのがベストだなと感じました。
一括見積もり依頼~訪問見積もりまでの流れ
まず、引越し見積もりサイトの選定をしました。電話番号の登録が不要な『SUUMO引越し見積もり』か業界最大手で提携業者の多い『引越し侍』で検討し、今回はSUUMOを選びました。
前述したように長距離の引越しだったので、主に大手の業者が候補になるかなとと考え、SUUMOにしました。コスパ最重視であれば『引越し侍』がおすすめです。
一括見積もり依頼~訪問見積もりまでの流れ
SUUMO引越し見積もりで一括見積もり依頼(引越し予定日の2ヶ月半前)
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各引越し業者から登録したメールアドレスにメールが来る
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自分のタイミングで各業者に電話して訪問見積もりの予約をする
※ほとんどの業者が30分程度の幅を持った訪問時間を指定されました。
「15時~15時半に伺います」といった感じ。他の引越し業者と訪問時間が重なっても問題ないとのこと
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訪問見積もり当日、営業担当者から『10分後に伺います』といった電話がある場合も
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訪問見積もり
- SUUMO引越し見積もりは、電話番号の登録が任意のため電話が来ない!
- 業界最大手引越し侍は提携業者が多い!コスパ最重視の人におすすめ!
- 見積もり依頼は2ヶ月前くらいにするのがおすすめ(希望の日程を組みやすい)
※3~4月の繁忙期は半年前の見積もり依頼もできるそう
各社訪問見積もりの印象
家具・家電等の荷物のチェックはどこも変わりありませんが、アートとサカイの見積もり時のスタイルはとても似ていました(というか、ほぼ同じ)。
まず、感染症対策に持参した消毒スプレーで手の消毒、鞄を室内に置く際も持参した布を敷いてくれるので気になる人にもありがたい気遣いでした。さらに、パンフレットを使って20分程度しっかり売り込み。その場で見積もり額を計算して見積書を作成し、トータル1時間程度だったと思います。
ハート引越センターはさらっとしていて、これといった営業トークはなく、見積もり額も別途連絡いただきました(勤務先の福利厚生で依頼したのが影響しているかは不明)。
訪問見積もりは、訪問日の日程調整も意外と面倒なので、3社くらいで十分だと思います。3社訪問してもらって十分な気持ちになったので、アップル引越センターには訪問見積もりは依頼しませんでした。
訪問見積もりを依頼する際に、ある程度絞ってから依頼することをおすすめします。
3)実際の見積もり金額
残った引越し業者はこの3社
- アート引越センター
- サカイ引越センター
- ハート引越センター
初回の見積もり額はどこも税込20万円前後で金額だけでは決めかねる差でした。実はこの初回の税込20万円も、すでに相見積もりにより30%ほど割り引かれています。
このうち、最後に訪問見積もりをしたところに対して、他社のはっきりした見積もり額は言わず、どこも同じくらいで迷うと言ってみました。すると『即決してくれれば税込15万円まで下げます』と言われたので、その場でこちらにお願いすることにしました(どこかは伏せます)。
つまり…
相見積もり前:税込28万円
初回見積もり:税込20万円
最終見積もり:税込15万円 ←46%OFF!
相見積もりをしたことで税込28万円から税込15万円と46%も安くなりました!引越し業者の営業担当の方の『引越し代は相見積もりの世界』というのを実感しました。
『引越し業者はここ!』と決めている場合でも、必ず相見積もりを取って安くすることをおすすめします。
引越し相見積もりで電話が来ない方法
すでに紹介してしまいましたが、引越し相見積もりで電話が来ない方法は『SUUMO引越し見積もり』を利用することです。
引越し見積もりサイトは10社以上ありますが、電話番号の登録不要なのはSUUMOだけ。他の引越し見積もりサイトを何度か利用したことがありますが、一括見積もり依頼して1時間もしないうちに次から次へと電話が掛かってきます。さらに、備考欄に「営業の電話を掛けてきた業者はお断りします」と書いても来るところは来ました。
だから、自分のペースで進めたい人はSUUMO一択!メールは来るけど、電話が来るより全然いいですよね。
- 一括見積もりで割引対象に
- 電話番号登録不要なのはここだけ
- 見積もり依頼する業者を選べる(事前に候補を絞れる)
以上、引越し相見積もりで電話が来ない方法は「SUUMO引越し見積もりサイト」から一括見積もり依頼をするだけです。相見積もりで安くなるし、効率的に見積もり依頼できるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、以下の3つのポイントを押さえた引越し見積もり方法をご紹介しました。
- 引越し代を安くする
- 効率的に見積もり依頼をする
- 引越し業者から電話が来ないようにする
その解決策がこちらです☟
- 引越し代を安くするには相見積もりをする
- 相見積もりで引越し代は半額ほどになることも
- 引越し見積もりサイトの利用で効率的に見積もり依頼
- コスパ最重視なら、業界最大手・提携業者の多い『引越し侍』
- 引越し業者から電話が来ないようにするなら『SUUMO引越し見積もり』
引越し代は相見積もりの世界です。少しでも安くしたい人は、お願いしたい業者が決まっていても相見積もりを取ってくださいね!
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